良く晴れた5月15日の日曜日、Groningenの日本雑貨店Batsuにて書道ワークショップをしてきました。

Batsuのオーナーである幸子さんは、和蘭みずくき書道教室の第一期生。

2016年のBatsuの「初ワークショップ企画」が、私史上初の「書道ワークショップ」でもあり。毎年回を重ね、二人で相談を繰り返し、内容も濃い物になってきた思います。

13名の参加者と

今回は13名の方がご参加下さいました。皆さんとても礼儀正しく、楽しい方ばかり。

彼女の人徳と「2段取得まであと一息」まで来ている書道熱のお陰。

皆さんに感謝しきりです。

そして今回、初めての日本人女性参加者や、8年前にオランダ語教室で一緒だった友達も来てくれて、、、

毎回氣合を入れて行いますが、今回は格段に張り切ってしまいました(笑)。

張り切り過ぎて、ちょっと濃すぎた感も・・・?(汗&笑)

墨をするだけでも・・・

今までは「作品を書く事」に焦点を当てていたのですが、今回は「一つ一つの行程」に時間を割く事に。

先ずは墨の摺り方を説明しながら、見ながら・・・初めての事で皆さん戸惑いつつも、黙々と。墨を擦る音と墨の香り。

「水が墨に変わっていく」のを感じて頂けてたら幸いです。(書く時は墨汁を足しましたけどね)。

その後も姿勢や筆の持ち方、線の引き方等、皆さん一つ一つに全力集中!

小筆で名前の練習などもし・・・

流石に氣力が萎えて来た頃、幸子さんの焼いた抹茶ケーキと冷たい緑茶で休憩です。

一心に「一心」を

今回の課題は「一心」。

読んで字の如く「心を一つにする」とか「専念する」等の意味。

皆さん最後まで一心に取り組んでいました

漢字作品をBatsuでのワークショップで作るのは初めて。

書に於いて「平仮名」は学べる物が多いのですが、漢字には意味が沢山含まれるので、作品作りでの充実感は漢字の方が大きいのかも知れませんね。

昨年(2021年)のロックダウンが明けた時、幸子さんからBatsu主催のワークショップ企画話を頂き、頭に浮かんだ「一心」と言う言葉。その時は再ロックダウンで延期になりましたが、今回無事に「作品」へ昇華しました。

何かと落ち着かない世界情勢中で「一心」を一心に書いている時間。

色々な意味で「とてもタイムリー」だったのかも知れません。

コロナは収束していますが「秋に再び?」と言っている人も居ます。

でも私は、自然の摂理で考えればウイルスだって共栄共存を選ぶはずだと

「一心」に思っています(笑)

書道ワークショップを通して

約3時間程のワークショップで書道の一連の流れを終え、仕上がった作品たち

何とも言えない満足感と、心地よい疲労感が皆さんの中に流れていたように感じます。

拙いオランダ語でのワークショップでしたが、参加してくださった方々のご理解と幸子さんのサポートのお陰で「大成功」に終わったのでは無いかと思います。

嬉しい事に、何人かの方に書道を続けたいとご連絡を頂いています。

教室で本格的に始められるのも良いですし

秋にもう一度日本雑貨店Batsuでのワークショップをするかも知れません。

少人数グループのワークショップは和蘭みずくき会の教室でも可能です。

お気軽にご連絡下さい。

知り合った皆さんと短時間でも「つながる感覚」を共有できる「書道の力」

これからも色々な人と繋がって行きたいと思いました。

改めまして

ご参加くださった皆様、

日本雑貨店Batsu

そして幸子さん

心からありがとうございました♪

由美

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