2026年は丙午の年・・・3分の1が過ぎようとしていますが、2025年の出来事を大まかに振り返ってみたいと思います。

毎年恒例の東京都美術館における書初展(日本習字学会主催)。今回は総勢11名の作品が並びました♪ 堂々とした見事な作品たちは教室に飾り切れない程。

水曜日のクラスから新たに3人 Helenさん、Lindaさん、Ellisさん参加。通常の御稽古では子どものお手本から始め(日本語なので)平仮名の名前を使っています。書初め展では一般のお手本の字を書くので名前も漢字に変更。3人とも名前の発音に合わせて漢字をあてました。難しい字が多いのでちょっと大変そうだけど、素敵な字が見つかりました。

今回は岩本照子さんが東京美術文化協会賞を受賞♪

毎年楯の絵柄が変わります。今回は王冠でしたね♪

2025年の写真版

この年は3回写真版に掲載されました♪

Albertさんが草書で1回。照子さんは楷書と草書でなんと2回!

照子さんは日本へ帰国し、残念ながら和蘭みずくき会は退会されたのですが、日本でもお習字を続けてらっしゃいます♪ 毎月競書の成績欄にお名前を見ることが出来、少しずつ昇段して行くのを見るのも楽しいです。

ワークショップin Batsu

こちらも毎年恒例となっていますが、参加して下さる方がいらっしゃるのは有難い事です。’25年は幸子さんのお店Japanse winkel Batsuにて2回のワークショップをしました。(通算15回と16回目)

最初のワークショップは2月2日

連日の曇り空で気持ちが鬱々とする中、幸子さんから「光」という字の提案がありました。初回のキャンセル待ちリストの方の事を考慮し2回とも「光」の字を書くことに

光は一文字でも横線、縦線、点、左払い、右折れなど、中々に難易度の高い字です。

初春の「光」

曇りがちの2月ですが、この日は良い天気だったように記憶しています♪

寒さを忘れる穏やかで朗らか、そして静かな時間

初夏の「光」

次は8月10日

夏の強い光の中、切り取られた様な静寂と朗らかで穏やかな時間

初めてのお子様参加者も嬉しい♪ 大人でも草臥れる程に内容の濃いワークショップなのですが、最後までしっかりと席について書いていました。

2月は曇りの日々を忘れ、8月は暑さを忘れ、皆さんの集中している横顔や仕上げた後の誇のらしくやり切った笑顔が素敵です。朗らか且つ真剣な時間流れ、しっかりとした作品が仕上がりました♪

2月のグループからはお二人、教室入会されました。

現在、既に1年を超えて通って下さって、今ではもっと難しい字も力強い線で書いていらっしゃいます♪

参加して下さった皆様、そして幸子さん

有り難うございました

書作品:桜梅桃李

みずくき会に通って下さっている方から、刺青用の字のデザイン依頼が有りました♪

ご自身で「桜梅桃李」と言う字を見つけてらした。個性豊かな4人のお子さんに「それぞれ違う美しい花を咲かせ、美味しい実を付ける木々の様に其々豊かな人生を」との願いを込め、肘から手首にかけての腕の内側に彫りたいとの事

お子さんお一人ずつの個性を伺い、それぞれの「字」と「イメージ」とを合わせて・・・

ご自身もお習字にとても励む頑張り屋さん

どんどん上達されていて楽しみです♪

Lさん、ご注文をありがとうございました

書作品:円相に亮

約2年程前に「円相」の中に「健仁」という書作品注文を頂きました

生まれたお子さんの記念に・・・との事で、初めて作品として「円相」を書きました

2年が経ち、おめでたい事に二人目のお子さんが生まれるので、2作目の注文を頂きました♪

既に考えていらした「りょう」という音に、誰もが間違いなく読めて良い意味の漢字は・・・と相談し、「亮」という字に決定

彼の人生が大きく円を描いて平和で幸せで有る様にと願いを込めました

デモンストレーションと書作品

6月の盆栽展でのデモンストレーションは既にブログに書きましたが、9月にもデモンストレーションしました

最初は書作品の依頼でした

9月に行われたHollandse Nieuwe主催のリーダーシップ会議  ‘A Different kind of power’の記念品として、テーマである’kindness’の漢字一字作品が欲しいとの事

話し合いの上、当てはまるのは「優」という字と決定しました

「優しさ」は人としても事柄に於いても「優れている」

リーダー会議の記念品には良い「字」だと思います

短期間で100枚仕上げるという荒業だったのですが、またしても新しい事には挑戦したい私は断りません(笑)

私に来るお話は「ご縁がある物」だと思っていて、それは「その時の私」に「出来る事」と言う神様からの修行かな・・・と

100+10枚の「優」

今回は急ぎだった事もありイメージスケッチを筆でしまして、楷書、行書、草書をお見せしたら、即決で「楷書」・・・一点一画をきっちり書くので楷書は一番気を遣うのですがね(笑)

優しさって何だっけ・・・とゲシュタルト崩壊の際まで行きつつ正気のまま100枚仕上げ、ご連絡すると追加10枚(汗)

100枚描いて書き損じは1枚、追加10枚に書き損じ4枚・・・だったかな(笑)

デモンストレーション用の筆

更に会議の当日はオープニングアクトとしてデモンストレーションしました

楷書で「優」というキレの利いた字を全紙 ( 69 ×136㎝)に書くのに、手持ちに丁度良いサイズの筆が無い事に気付き、しばし悩みました。(こういう時、日本ではない不便さを少し感じます)盆栽展で使用した特大筆でも書けすが、今一つ・・・

今回は手持ちの中で一番大きい普段使いの大筆、何時もお世話になっている町田祥雲堂さんから頂いた「神技」という筆で書きました

Spot Groningen

Spot Groningenというイベント会場の小ホールにて、段式の観客席から見下ろされる形です

来場者が全て着席したら、ステージ中央にセットして置いた全紙の前に歩いてゆき、気持ちを集中して、書きます。

会場には100人以上の方がいらっしゃるのに「シーン」という音が聴こえる様

少し墨を摺りましたが、その小さな音が響くほどで(笑)

家で書いても、沢山の人の前で書いても、「書く瞬間」は「同じ」

筆に墨を含ませて、紙に向かってイメ―ジを膨らませ・・・何時もの様に書き、落款を押して仕上げです

Screenshot

ニーノールドで初めてデモンストレーションした時に比べると、随分と慣れた物だなあと我ながら思います

意識の集まっている空間・・・気持ちが良かったです

ダンス有り、合気道有り、リーダーシップについての講義や討論会や実践ゲーム等盛りだくさんの良いイベントでした

Hollandse Nieuweさん、声をかけて頂き有難うございました

振り返ってみると、2025年も色々な事がありました。

新しい事の様で、同じ歩幅で一歩一歩行くだけ

書道の「道」は、歩みを止めさえしなければ、いつまでも歩み続けることができるものです

先に歩き始めた先生の背中を追いながら、私より後にこの「道」を歩む人たちに伝えていく

彼らが着実に上達していく姿を見るのは喜びであり誇りですが、同時に、自分自身にもさらに高いレベルを求めるよう背中を押してくれます!(^-^)/

2026年は「火の馬」の年です。

今年は強烈なエネルギーと情熱に満ち、大きな変化をもたらす年になると言われています。

私は書道と音楽の両方に、より一層実践的に打ち込み、皆さんと共に成長していきたいと思います♪

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